2016/02/14
猫ドア(ペットドア)を自力でとりつけてみました。
初挑戦ですが、どうしてもリビングのドアから手をつけたかったので、難易度が高いらしい段差ありのドアから挑むことに…。
この子達のために頑張ります。
まずは、作業前の状態
ドアの厚さは5cmですが、中のほうがへこんでいるというか一枚板がはまっているような感じのドアです。
下のほうに取り付けるので段差があります。
猫ドアはネット(ペットアカシヤさん)で購入しました。トンネル付きのものです。
オプションのスキマカバー(1000円くらいで購入時にコメントするとつけてくれます)も一緒に買いました。
金額が結構違うので、普通サイズと大きめ猫用と悩みましたが、ウチの大きいほうの子が5.8kgと微妙な大きさだったので、念のため 18cm x 18cm の大きめ猫用を買いました。
ちょうどよかったと思います。
マグネットを取り外してもらうか悩みましたが、そのままにしてもらいました。
思ったよりもマグネットは強くなくて、ウチの3.6kgの小さいほうの子もラクラク頭で押せてます。
キャットフラップR221(白)(大猫、小型犬用)トンネル付。取付け易い独自の両面取付 |
少し値段は高くなりますが、猫ドアはトンネル付きにしたほうがよいと思います。
トンネルがないと、ドアの内側に隙間ができてキレイに見えないのと、ゴミが隙間から入って溜まっていくんじゃないかと。
それから、ペットアカシヤさんは段差のあるドア向けにスキマカバーをオプションで販売してくれます(1000円くらい)。
段差のあるドアにはスキマカバーをつけたほうがよいと思います。キレイに見えます。
それでは手順を説明していきます。
商品についてきた型紙をあてて、まわりを鉛筆でなぞります。
段差のところはきちんと型紙を切ります。
この時、猫ドアをとりつける位置は、後述するスキマカバーの長さが足りなくなる問題を考慮して決定してください。
あまり下にしすぎると、猫が通りづらくなるらしいので、ある程度離したほうがよいそうです。
私の場合、説明書に従って下から10cmくらい離しましたが、後述するスキマカバーの問題が発生したため、下から8cmくらいにしておいたほうがよかったと思っています。
スキマカバーを使う場合は、私のようにならないように下からの位置を調整してください。
と、ここで、四隅に電ドリで3mmくらいの穴をあけます。裏面までまっすぐに貫通させます。
表面と裏面の穴の位置を同じにしないといけないので、まっすぐであることが重要です。
電ドリは、数年前にIKEAで買ったもの。3000円くらいだったと思います。
IKEA(イケア) FIXA 30203256 スクリュードライバー、リチウムイオンバッテリー | |
次に、さっきあけた3mm穴を軸にして、さらに大きな12mmドリル穴をあけます。
木工用の12mmドリル刃は700円くらい。
スターエム プラスチックドリル12.0MM | |
この際、下穴の二つは、貫通させずに、片面を通したらドアをひっくり返して穴あけしたほうがよいそうです。
貫通させると、バリってしまい(ささくれみたいなものがドリル穴の枠にできる)、運が悪いと広い範囲でドア表面が剥がれてしまうとか。
次に、ジグソーを使うので、ドアに傷がつかないように養生テープを貼ります。
養生テープは剥がすときゆっくり剥がしてください。
でないとドアの表面がべりってはがれてしまう場合があります。
私、少しはがれてしまいました…。
養生テープは300円くらいです。
ダイヤテックス パイオランクロス 養生用テープ 緑 25mm×25M Y-09-GR | |
ジグソーで鉛筆の線に沿って切っていきます。
線は多少ガタガタしてても大丈夫です。どのみち、猫ドアの縁で隠れます。
新興製作所 変速ジグソー SJS-400 | |
うまくカットできたら、軽く猫ドアの縁をあててみます。
う~ん、それっぽくなってきました。
とここで、ドアの飾り縁で、猫ドアの縁があたる部分を削ります。
ここはどうしようかなと思ったんですが、カッターで案外簡単に削れました。
う~ん、丁寧な仕事ぶり。
ドアの飾り縁がうまく削れたところで、猫ドアの片面を、セットして、下穴の二つだけ、ネジ止めします。
で、次に、これはペットアカシヤさんに購入の際に事情を説明したらつけてくれたスペーサーを隙間を埋める高さに切ってかまします。
ペットアカシヤさんは本当に親切です。
片面の二個は、普通のノコギリで切ったんですが、もう一方の二個は、私が作業しているところにちょうど来たお隣のご主人が電ノコを貸してくれたので、それで切りました。
いやー電ノコ便利(笑)。
普通のノコギリでも切れますよ。
リョービ(RYOBI) 電気ノコギリ ASK-1000 619700A | |
あ、そういえば、ノコギリで切った後に、スペーサーの高さの調整が必要で、その際に木工用のヤスリがあると便利なはずです(サンドペーパーでなく)。
私は、それがなかったので、プラモデル用の鉄ヤスリ?を代用しました。
あまり削れなかったので、そこでは少し時間がかかってしまいました。
片面の取り付けが完了したら、同じ要領でもう一方の面も取り付けます。
扉がつきました。もう出来上がったといってもいいくらい。
ここまできたらもうドアを元の位置に設置してしまいます。
ここからは仕上げです。
ネジ止めの部分にカバーがあるのでそれをとりつけて、オプションで購入したスキマカバー(裏面に両面テープがついているのでそれを剥がして貼り付けるだけ)を付けたら完成です。
実はスキマカバーの足の部分が短くて、ちょっと隙間が空いてしまったんですが、まあ、ここはあとで、プラ板を買って埋めようと思ってます。
猫ドア自体をもう少し下に取り付けてよかったかもしれません。
完成です。
結構いい具合に仕上がりました。
猫ドアとりつけですが、ペットアカシヤさんは出張取り付けをしてくれるところで、特に今回の段差があるドアは結構難しいということで出張取り付けを勧められました。
ただ、私の場合、ある程度工具を持っていたことと、この後、家の複数のドアに猫ドアを取り付ける可能性があったので、自力での取り付けに挑みました。
工具等がなく、ドア一枚に取り付けるくらいなら、出張で取り付けしてもらったほうがよいと思います。
他の部屋のドアは段差がないので簡単そうだから、この後、ガンガン猫ドアとりつけていこうかなぁ、と思っています。
ウチの子達、猫ドア使ってくれるといいなぁ。
慣れさせないと。
その後、2週間くらいで、2匹とも普通に出入りするようになりました。
心配していたマグネットも、3.6kgの小さい三毛猫でもなんなく通過しました。よかった。