2016/02/14
超久しぶりの投稿です。
今回は新たに妙なアイテムを購入したのでそのレビューです。
FREDI という謎メーカーの小型WiFiカメラです。
我が家で飼っている猫の笑える映像を撮りたいなぁと思っていたんですが、なかなかその一瞬をとらえるのは難しく、しかも、だいたいそういう妙な動きは見てないところでやっていそうなので「録画しっぱなしとかするかなぁ」と、うっすら思っておりました。
で、普通のビデオカメラは持っているんですが、問題は録画時間と、バッテリーの持ち時間と、猫に乱暴されないもしくはされても大丈夫なようにしたい、というあたり。
それらを解決するのに、なにかいいものはないかと思っていたところ見つけたのがこれ。
WiFiで繋げるということは、スマホとかPCで動画が見れるはず、ということはその動画をどうにでもできる、と思えば、だらだらとNASあたりに落とせると思うので、録画時間はNAS次第になりそうだし、USBで電源供給しながら録画可能といことなので、それでバッテリー問題は解決。猫に乱暴されないもしくはされても大丈夫なようにしたい問題は、小さいならやりようがある、ということで買ってみました。
Amazonで見つけてポチッと購入。
すぐに届きました。
箱はこんな感じ。小さいですね。
開けてみます。
内容物はこんな感じで、左上から時計回りに、説明書、カメラを固定するマグネット式スタンド、USBケーブル、カメラ本体、です。
で、動画をこのカメラ本体で保存するためには、さらにマイクロSDカードが必要なんですが、結局のところ、当初考えていた「NASとかに落とそう」作戦というのは面倒なので、それも購入しました。
まあ、マイクロSDでは足りない、という事態が発生したらNAS作戦を考えればいいかなということで。
128GBのマイクロSDでもかなりの時間が撮影できるようです。
Max 128GB まで対応ということなので、金額的にたいしたことがないので、とりあえず、128GBを購入して、カメラに突っ込みました。
で、使ってみましたが、これ、使い方、わりと難しいんじゃないでしょうか?
一般の方、できるんでしょうか?
だとしたら、世の中のITリテラシーはなかなか高まっている、といえそう。
専用のアプリをスマホにダウンロードするんですが、そのアプリとスマホを連携させるのは、カメラ側を「ホットスポットモード」というものにします。
ただこの「ホットスポットモード」というのは、カメラをWiFiのアクセスポイントにするってことなんです。
よく聞いてくださいね、カメラをWiFiのアクセスポイントにする、です。
そして、スマホ側は、WiFiのアクセスポイントとして、このカメラのSSIDを探しだしてWiFi接続するという仕組み。
なので、そうです、カメラを「ホットスポットモード」にして、スマホをカメラに繋いでいる間は、スマホはインターネットに繋がりません。おぉぅ…。
Bluetooth あたりを使うのかと思っていたので、これは誤算。
ただ、当然ですが、この状態でカメラがとらえた動画は見れまして、この「ホットスポットモード」の状態のほうが、後述する「リモートモード」よりも動画が安定します。
ただ、この状態は「スマホをカメラのモニターとしてしか使えない状態にする」ということとニアイコールなので、あんまり使いたくないですねぇ。
もうスマホ端末として使わなくなったスマホを使うとかできればいいのか。
そして、その状態から、今度はカメラを「リモートモード」にするための操作になるのですが、そこが、やっとWiFiカメラらしいところで、自宅WiFiのアクセスポイントのSSIDを見つけさせて、カメラをそのSSIDに接続させます。
ということはですよ、「その途端にカメラのアクセスポイント状態が解除になるんじゃね?」ということなんですが、なります。そりゃそうだよなぁ。
カメラが「リモートモード」になった途端、それまでのスマホのWiFi接続が、カメラの「ホットスポットモード」が作り出したアクセスポイントへの接続だったものが切れて、普通の自宅のWiFi接続になります。
自動的に切り替わるのは、普通にスマホの機能なので、なんのことはありません。
なので、当然ですが、それまでカメラ映像を見ていたとしたら切れます。
そこからは、アプリに接続してアレコレ操作をすると、カメラの映像を見たり、カメラの操作(録画とかスナップショットとか)をしたりできるのですが、それらは、インターネットを経由してやりとりされているはず。
カメラもスマホも自宅内だとしても、一度、インターネット側に出て、どこぞのサーバを経由して映像データが転送されてんだと思います。たぶん。
ただ、だとすると、自宅の映像を誰かが見ることができる可能性があるってことですから、そのあたりを考慮して使用しないとダメでしょうね。
まあ、私は猫の映像とろうとしてるだけなので、そんな映像を見たければどうぞ、という局面でしか使わないのですが。
映像は、720Pと1080Pが選択できまして、720Pが4:3画面なんですが、これ、1080Pを潰して720Pにしているようなので、基本的には1080Pで使うのが正なのだと思います。
以下は1080Pの映像をスナップしたものです。
普通にキレイだと思いますがどうでしょう?
カメラの操作について、より詳細が知りたいという方がいらっしゃったら追加記事を書きます。コメントをいただいたら書くかな。このカメラの設定、わりと面倒ですよ。
ということで、カメラの説明はこのくらいにして、ここからは、今回、猫用カメラとしてやりたかった「猫に乱暴されないもしくはされても大丈夫にする」ためにおこなった小細工です。
これらを100円ショップで買いました。
あ、左上の袋に入ったものは、両面テープ付きマジックバンドで、これはAmazonで買いました。
これらで、何をするかというと、猫たちの脅威からカメラを守るための、カメラボックス的なものを作ろう、というわけです。アホですねぇ。
でも、カメラを潰されてしまったらたまらないので、いいと思いませんか?
と、早速、そのボックスを作ろうと思ったんですが、その前にやることがありました。
カメラに付属でついてくる、マグネット式スタンドなんですが、片方がマグネットになっているのは素晴らしくいいんですが、もう一方が、両面テープになっているのがいただけない。
両面テープだと、一度、カメラにつけてしまったら、もう外せないじゃないですか。
左側の大きいほうがマグネットになっていて、右側の小さいほうが両面テープ。
そこで私は考えました。
「両面テープ面をマジックバンド的にすればいいじゃないか」
これも、 両面テープ付きマジックバンド を購入した理由の一つ。
ということで、これを実践したのが以下。
ばっちりです。
取り外し可能なものになりました。
ナイスアイディアですねぇ。
ただ、このスタンド、すぐに使うことはなさそうで、どこに使おうかなぁ。
とりあえず、保管しておきます。
さて、やっとですが、猫の脅威から守るボックスの作成です。
以下のようにして作りました。
もう出来上がりのような気配ですが、ここでもうひと手間。
電源供給するためのUSBケーブルを通す穴の作成。
これの角を小さく切ります。
カッターでキコキコ根気よくやりました。
出来上がったのがこちら。
最初は真ん中あたりに穴を開けようと思ったんですが、その必要ないなぁと思い、一番、加工の手間が少ない角にしました。
下に敷いているのは、工作用のマットですね。
100円ショップでも売っているんじゃないですかね?
私は、以前プラモデル作りに使っていたので持ってました。
あると便利ですよー。
実際にケーブルを通してみた感じがこちら。
いい感じで通りました。
ということで、仕上がった結果がこちら。
作ってみた結果わかったことです。
・USBのケーブルを繋ぐには、繋ぎ口がL字になっているものが必要(要購入)。
・とはいえ、USBで給電しながら撮影って実際はあんまりしなさそう。
・接着は瞬間接着剤で強力に接着が必要。(やっといてよかった)
・赤外線撮影は、ボックスの壁に光が反射してできなくなる。
・ボックス内の放熱問題どうする?
今のところ、一番どうしようかなぁと思っているのが、最後の放熱問題ですねぇ。
このカメラ、めっちゃ熱をもちます。特に表側。
この記事を書いている今が夏だからなおさらかもしれませんが、ちょっとこの熱は対処が必要なレベルなんじゃないかと思います。
今回作成したボックスに入れた状態での長時間撮影は、ボックスを溶かさないまでも変形させるんじゃないか?というレベルです。
この後、長時間撮影を試してみますが、それ次第では、このボックス作戦はダメかもわかりませんねぇ。いや、冬は大丈夫かなぁ。環境次第ということかも。
しっかし、ここまで書いておいてなんですが、今回は、なかなかに小学生の工作レベルの内容でしたねぇ。でも、まあ、このくらいの緩さでちょうどいいかな。
まずは、これを使って、猫動画を撮ってみますねー。